レイキティーチャーの独り言

レイキティーチャーが思ったことをつぶやいています

精神世界の必読書?

脳生理学者の苫米地英人という人を知っているだろうか?

彼は洗脳・催眠のスペシャリストでもあり、その見地から現在のスピリチュアリズムに対してある種否定的な態度をとっている。

そして、江原啓之氏の見ているものを徹底的に否定するので、江原氏の信者?にとってはうっと惜しい存在だろうと思う。
また、苫米地氏の書籍によって江原氏の呪縛?から逃れられた人も多いことだろう。

恐らくは、半信半疑でスピリチュアルの世界で迷っている人にとっては、苫米地氏の発言は精神世界に見切りをつける良い材料だろう。

それは、スピリチュアルにずっぽりの人にとっては目の上のたんこぶであることを意味する。

多分、彼の言うことを否定しきれるスピリチュアル世界の住民はそうはいまい。

と言うか、彼はどちらかと言えば、精神世界側に近いものの見え方をしていると感じている。

「認知科学」と言う立場から、「物理科学」では証明できない概念を持ち出して、洗脳や催眠についてのメカニズムを描写しているのだ。

科学と精神世界と言うのは隣り合った世界なのだと感じる。

だから、彼は霊能者などの能力については否定的では在るが、そう言う現象については否定はしていないように思える。そのような現象が起こるのはなぜか?と言うことを自分の立場の中で説明しようとしている。

そして、その説明はそれなりに説得力を持っている。

彼からすればレイキなどのヒーリングも神秘的なものではなく、きちんと彼の科学の枠内で説明ができるものに見えていることだろう。

だからと言って、私が彼の言うことを全て聞いて、精神世界の住民を辞めて、科学世界に生きるのかと言えばそうではない。
また、一部のスピリチュアリストにありがちな感情的な拒絶をして攻撃や過剰な無視を決め込むつもりもない。

そうではないのだ、苫米地氏の世界の見え方も正しい。
精神世界の住民のそれぞれのレベルに応じた世界の見方も正しい。

しかし、それらは融合されて整理されなければならないのだ。
どちらかが正しいと言って、どちらかを捨てるのではない。

元々同じものを見ているのだ。
ただ、その深さが違うために、別々のもののように分けられてしまったに過ぎない。

本気のスピリチャリストを目指すならなら彼の書籍、特に「洗脳 ~スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック~」や「洗脳護身術」は是非読んでいて欲しい。

これらを読んで拒否反応を起こすような人は、どっぷりはまって、思考停止人間となりかねないので精神世界には足を突っ込まない方が良いと言える。

戻る

Copyright(C) 2014 おひさまレイキ