レイキへの誘い

レイキと精神世界は決して人の期待する愛の世界ではありません。
しかし、それこそが本当の愛なのだと感じるレイキティーチャーが語ります

レイキティーチャーを辞めた方の話

これはあまりセミナーをしている人は話したくないことです。

何故ならこれを言うとレイキをすることに不安を覚える方が出るからです。

でも、それだけに隠してはいけないことでもあるのです。

そして、そのことを受け入れ、命をかけて受講生を守る覚悟のある人だけがティーチャーを続け
ていけるのだと思う次第です。



インターネットのオークションで○○○○レイキのセミナーの教材一式を出している方がいらっ
しゃいました。

その方とコンタクトが取れました。その方はレイキの無料伝授をされていたレイキティーチャー
で、今はレイキからは完全に足を洗っているとの事でした。

なぜ、レイキと手を切ったのか?それはヒーリングで霊障を受けてしまい命からがら助かったと
言う経験をし、それ以来レイキやその他のエネルギーワークをすることが怖くなってしまったと
言うことでした。



なぜ、このようなことが起こるのでしょう?

レイキは邪気を受けにくく、もっとも安全なエネルギーワークの一つのはずです。

しかし、実際には邪気をもらったりする人が増えてきていると言うのは良く聞く話でもあります。

どういうことでしょうか?



それはこの方の言葉にヒントがありました。

「困っている人や、苦しんでいる人を助けたい」

「愛」に基づくこの言葉です。

この動機は間違っていません。

そして、この動機が生まれるには、大きな「愛」が必要です。

しかし、レイキをする上で、この「愛」が曲者なのです。

精神の向上を謳い、「愛」の言葉を連呼するセミナーが増えてきました。

「愛」「愛」「愛」愛があればすべて正しく、正しいものは救われる!



しかし、視野狭窄に陥ってこの言葉を、支えに暴走をし始めると危険がいっぱいなのです。

そして、それはレイキの基本中の基本から大きく外れる危険でもあります。

そのことをきちんと伝えているセミナーがどれだけあるのでしょうか?

伝えていないから、邪気をもらう者、怖くてレイキを手放す者が出てくるのです。



その基本とは何でしょう?

それは、ヒーラーはレイキを通すパイプ役に徹し、あれこれ考えないと言うことです。

「愛」を持っちゃいけないと言うことではありません。

愛はヒーリングを続けていく上で必要です。

しかし、ヒーリングの最中には、無条件に困っている人を助けたいと言う思いを持つのは危険
なのです。



「困っている人や病気の人を助ける」、良い響きです。

しかし、この気持ちをヒーリングに持ち込むと二つのことで問題があります。



一つは、対立を作り作用反作用の影響を受けることになります。

どういうことかといいますと、困っている原因、病気を取り除くと言う事はこれらと対立するもの
をあてがうことになります。あるものを押しのけようとすると、その存在の手ごたえを受けること
になります。それは除く対象をまともに受け止めることを意味します。

もう一つは、その苦しみの原因を取り除くことで、その人の魂の学びの邪魔をしていると言うこ
とです。

その人に起こるすべての現象はその人の思いや行いが原因となって現れるものです。そして、
それは魂が学びのために呼び寄せたものでもあります。

何でもかんでも無条件に取り除いてしまうと、その学びの邪魔をすることになります。

これは間接的には罪に等しい行為です。



レイキの目的は、ヒーリングと言う行為を通してヒーラーの魂の学びを促し、受け手の人の魂
の学びを後押しすることです。

何でもかんでも楽にすればよいと言うものではありません。



ですから、ヒーリング中は何も考えないでいいのです。

ただ、あるがままを受け入れ眺め、そこから出てくる結果をそのまま受け入れればそれで良い
のです。



しかし、「愛、愛」と叫び、苦しんでいる人は誰でも無条件に助けないといけない!と感情を先
走らせてヒーリングをしてしまうと。

本来なるべき結果とは正反対の結果をエゴの力でもたらそうとしてしまいます。

純粋に相手を思っての好意であったとしても、これはありがた迷惑なのです。

(ただ、厄介なのは相手の魂ががっかりしていても顕在意識はそれを喜んでいると言ういこと
です。)



レイキヒーリングは、あるがままに行えば本来なるべき状態に必ず導いてくれるものです。

それは、魂の向上につながるものです。

ですから、ヒーリングの過程でどれだけ状況が悪化しても、本当は慌てたりあれこれ悩む必要
はありません。

ヒーリングが学びを促進するものであるなら、今まで先延ばしにしていたものが目の前に現れ
たと言うことです。

そして、その場でそれを通り抜ければ、後は楽になるのです。



ヒーラーは病気を治すことにばかり気をとられるのではなく、相手の学びを促進することにもっ
と気を向けてください。そして、学びが済めば、その苦しみは必要がなくなり消えてしまうもので
あるという理屈を理解してください。



そう言うつもりで、ヒーリングをしていれば宇宙の摂理を反映した調和をもたらすヒーリングが
できるというものです。そうすれば作用反作用とは縁のないヒーリングが可能となります。



そして、話は変わりますが、ティーチャーを目指す人はこういう事をきちんと受講生に伝えてくだ
さい。しかしそれでも、失敗して邪気や霊をもらってくる生徒もいます。そう言う生徒をきちんと
フォローする覚悟をティーチャーは持たねばなりません。それは最初に出てきた元レイキティー
チャーのように命の危機を覚えるようなことに出会うこともあります。しかし、それに対処する覚
悟がなければティーチャーはやってはいけないのです。



もし、こちら以外でセミナーを受ける予定の方がいらっしゃいましたら、必ず貴方のティーチャー
となる予定の方にどれだけの覚悟があるのかを尋ねてください。



覚悟がないのにやっているティーチャーは公害の垂れ流しでしかありません。

要らないカルマを余計につくり、苦しむ人を量産しているに過ぎませんから。




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