レイキへの誘い

レイキと精神世界は決して人の期待する愛の世界ではありません。
しかし、それこそが本当の愛なのだと感じるレイキティーチャーが語ります

レイキ回路は埋め込むもの?

本当に私はセミナー受講生や当HP読者の方からまなばさせて頂いております。

平成18年12月初旬のことですが、セミナー受講希望の方からのメールが届きました。

メールにはこちらのセミナーを受けたいとのお気持ちが切々と綴られておりました。

しかし、その方にはその気持ちに歯止めをかけてしまうほどに、気になることが当HPにはあったのです。

そして、それがあるがためにレイキ伝授を受けることに恐怖すら感じてられたのです。



それが、「レイキ回路を埋め込む」と言う表現だったのです。

他所のHPでは大抵は「レイキ回路を開く」と表現していますが、私にはこの「開く」と言う言葉がどうしても馴染めなかっ
たために、あれこれ考えてとりあえず「埋め込む」という表現を使っていました。



何故なじめなかったのかと言うと、レイキ回路は元々人にあるものではないからです。

レイキ回路とは、レイキの源とつながり、そこから生命を維持発展させていく根本的なエネルギーを自分自身に流し込
んだり、意図する対象に流すためのものです。

人には、もともと外から同様のエネルギーを取り入れる仕組みがありますが、レイキ回路はこれとは別物です。



「開く」と言う言葉には、私の中には、閉じていたものを開く、と言うイメージが強く、どうしても「開く」と言うと元々あった
レイキ回路が閉じてしまったために開くと言うように感じてしまうのです。

しかし、レイキ回路は元々あるものではありません。

そこで、私は外から元々無いものを持ってきてそこに設置すると言う気持ちで「埋め込む」と言う表現を使いました。



ところがです。

頂いたメールについてよく考えると、レイキ回路とは何か実体のあるものが在ってそれをもって来ると言うものではなか
ったのです。

それは、どちらかと言うとトンネルを掘る行為に近いものでした。

我々の肉体(霊体?)に回路を刻む行為こそがアチューンメントでしていることではないか?

と感じられました。



このイメージが出来上がるころ、私の中ではある予感がありました。

「このメールの主は、セミナー受講のために私にメールを寄越したのではないな〜。多分どのように私が表現を変えた
としても、この方は決して受講はされない」



そして、「埋め込む」と言う言葉の代わりとして出てきたのはありきたりの言葉でした。

「レイキ回路を作る」と言う表現が、今の私の頭の中では矛盾が少なく感じます。



そして、そのことをお伝えした後、この方からのメールは途絶えました。



しかし、それはある程度予想されていたことでもありました。



何故なら、このメールの主は私に何かを気付かせるために、そしてご自身も何かを私とのやり取りを通して気付くため
に、高次の存在から遣わされて来たのだと確信があったからです。

お互いに無理なく意味があることを学ばせるように導いてくれるスーパーコンピュータよりもすごい存在が我々の存在
する宇宙には存在します。



ちょっとせっかちな感じのメールの印象でしたが、それは、明らかにセミナーの受講が目的ではなく、私に早く気付けと
言わんばかりの印象でした。

そのようなメールをその方は、頭に浮かぶインスピレーションに任せて、導く存在に任せて綴られていたのでしょう。

この方が、素直にそれに従ってくださったおかげで、私は一つ気付くことができました。



本当にありがたく思います。


補足:平成26年

現在ではレイキ回路は埋め込むものでも作るものでもないと考えています。
それは物理的なものではなく、潜在意識の中にプログラムをロードするようなイメージの方がしっくりくるように感じるからです。

もともと我々の肉体を含む「自分」はレイキを「流す」性質のものです。
問題はほとんどの方が今の社会で生きている内に、宇宙に満ちるレイキを「自分」の内に通してバランスをとると言うことをうまくできなくなってしまったのです。

そのバランスをとることができなくなったのは潜在意識内にある宇宙のエネルギーと自分のエネルギーの出入りを調整する部分のプログラムが、この社会で生きていく中で書き換えられてしまい、エネルギーの調整に制限を付けてしまっているのです。

その狂ったプログラムを修正するプログラムをロードするのがアチューンメントであると考えています。

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