レイキへの誘い

レイキと精神世界は決して人の期待する愛の世界ではありません。
しかし、それこそが本当の愛なのだと感じるレイキティーチャーが語ります

レイキをする前に

特にこちらでレイキを始めてみようと思っていらっしゃる方はお読みいただきたいことです。

私が、レイキやその他目に見えないことについてどのようにとらえているかをお話しますね。

このHPではいろいろごたくを並べていますが、それを受け入れるにも私がどういう前提で話をしているかが分からなければ、何を言いたいんだ、このおっさん?と言う事になりますから。とても大切なことですね。

ちょっとまとめるのが下手なので思い当たることを箇条書きに書いていきます。

1. 我々が生きている世界は現在の直前までの意識をもつものの過去の思いの集成である。

2. 同じ物を見たり聴いたりしていても、人によってそこから得られる情報は異なる。

3. 言葉は、その人の主観を表現するものであるが、受け取る側の事情もあり正確に伝わるには多大な努力が必要である。

3. 幸せの定義は人によって異なる。

4. 物理的に同じ条件の人に同じ事が起こっても、人によって受け取り方はまったく異なる。

5. 目の前に起こることはその人の過去の思いや行いが呼び寄せたものである。

6. その時に相手がいるとすると、その人自身にも相手には関係があったり関係が無いかもしれないが過去の思いや行いがその場に導いたのである。

6. 過去とはこの世界に生まれてから今までを指すのではない。過去世をも含めた過去である。

7. 未来とは今から死ぬまでを言うのではない、今から時間の概念が消滅するまでを指す。

8. この世界の隣には我々から見ると時間や空間が順番どおりに並んで見えない世界が存在する。それはCD盤上に記録された音楽のデータのごとくである。

8. 我々の存在はこの隣の世界と切り離せない存在である。特に意識は条件が整うと容易にこの世界へアクセスができる。

9. 意思はエネルギーの一つの形である。だから、意思は現象を直接、間接を問わず作り上げることになる。

10.時間も空間もエネルギーの一つの形である。だから、条件を変えることで進めたり、広げたり縮めたりできる。

11.全ての現象の裏には法則性がある。また法則には例外が無い。例外と感じるのは正しくその法則を捕らえていないためであり、理論の書き換えを迫られていることを意味する。

12.我々が不思議現象、超常現象と呼んでいることを、科学装置、科学理論で再現している学者がいるが、彼らはそれが超常現象の原因であることは証明していない。単に同じことができると言っているだけである。

13.現代科学には超常現象を再現することはできても否定をすることはできない。なぜなら現代科学の基礎は謎や不思議を解明し、それを人類の道具をすべく始まり発展してきたものであるからである。そして、今だに言われる超常現象はそのレールの上にあるものであるから、これを受け入れようとし、正しい科学の法則性を求めていかなければ現代科学の発展は必ず頭打ちになる。

14.科学的に証明、説明できないものでも体感することで利用できるものは利用するのが正しい人間としての生き方である。ただし、それが何故なのかと言うことを追求することも人類向上の必須である。

15.いつでも自分が正しいとは限らない。ルールが違えば真理も異なるものである。

16.意識だけでなく言葉自体にも力がある、これは人類がその言葉を使う時に感じる公約数的なものである。そして、この力を効果的に使うことが人間にはできる。

17.精神世界において、「死」はネガティブなものとは限らない、時には「卒業」「通過」「誕生」と同じ意味を持つ。

18.同様に「生」はポジティブな意味を持つわけではない。これは非常にニュートラルな「存在」を意味するだけの言葉である。「誕生」と言う意味ではポジティブに捕らえる人間も多いが、「誕生」とは単に変化を現すだけの言葉でしかない。

さて、レイキについてですが、私はどのような理解で臨んでいるかを少しお話しますと。

1.レイキはレイキ法と言うヒーリング技法によって伝達されるエネルギーの呼び名である。

2.時にヒーリング技法そのものをレイキとも呼ぶ。

3.「レイキ」は当然別のヒーリング技法や健康法などにおいて別の呼び方をされる場合もあり、特別なものと考えるのは自分の視野と可能性を狭めるだけである。

4.レイキの作用する範囲は、1 肉体、2 精神、3 空間・時間・出来事・物体など、その中にエネルギーが存在するものであり、我々が五感においてまたは想像の中で知覚できる範囲のもの全てである。

5.レイキはレイキの源となる意識体がヒーラーを媒介として相手に伝わる。このとき対象となる相手を決めるのはヒーラー自体であるが、その流れる量や効果の現れ方を決定するのはレイキの源となる意識体である。

6.5については原則であり、実際にはヒーラーの意識のあり方によって、効果の出方に差が出る。

7.レイキを感じる感じないはヒーラーの資質としては大きな問題ではない。ただ、感じるほうが意識の面で安心があるためにより積極的にヒーリングができるだけである。

8.受け手が感じる感じないも大きな問題はない。感じないのは5より、ヒーラーの実力のせいばかりとはいえない。受け手自体がレイキヒーリングを必要としていないためにレイキが流れていない場合もある。また、感受性の問題で流れを見過ごしていることも多々ある。

9.レイキが流れる必要が無いのは、健康だからと言うばかりではない、受け手の潜在的な準備が整わないために不健康であったりしても流れない場合もありえる。

10.よってレイキは単なる健康法ではない。精神向上のための一つの手段であり、その過程で精神のバランスをとるために健康体である方が効率が良い場合が多いだけの話である。

11.レイキで開運を謳う理由は、レイキにより肉体のバランスがとれ、精神のバランスが良くなると全てのことについてその意味を見出せるようになる。その結果が気持ちが前向きになり、運命の円滑化が起こるからである。

12.レイキが不要な人間、まだ、受ける時期で無い人間がいることも事実である。不要な人間はすでにレイキと同様のエネルギーの活用ができ、十分な精神の向上を期待できたりすんでしまった人間である。受ける時期で無い人間とはレイキの存在意義を正しくとらえられない状態にある人間である。そのような人間に無理にレイキを進めるのはかえって、精神の向上を遅らせる原因になるので手助けを死ながら温かく見守るのが良い。

13.レイキはエネルギーであり、波動の形をとって伝播される。

14.レイキは波動である以上、そこには振幅と波長がある。振幅とは強さであり、波長とは細かさである。

15.巷でいうレイキにおける強さとは、振幅の大きさであるが、これはヒーラーがもつパイプが一定時間に流すことができるエネルギーの総量を示し、これが大きいと当然肉体的な変化を引き起こしやすくなる。

16.レイキの細かさとは波長のことであるが、これが細かいほど受け手の奥まで浸透する。ここで言う奥とは精神的な部分を指す。表面的な病気治しでは強さだけを求めても良いが、アチューンメントや精神的な疾患に対しては細かさが要求される。

17.15、16の辺りを理解せずにレイキの強さを求めてもそのヒーラーの精神的な向上は進まない。というか、精神的な向上が無いから強さばかりに目が行くのである。

18.レイキヒーリングで、神秘体験をするのは決してその人(受け手)が優れているからとは限らない。
なぜなら、神秘体験をするほどのエネルギーの流れが必要とされていたと言うことであるから。
それは、忘れ去られていた生まれてきた時の約束を思い出したりして、今までのこの世での遅れを取り戻せという意味であり、今までの怠惰の反省とこれからの生き方の思索を要求されてのことである。

19.つまり、きちんと肉体を大切にし、自分の心を大切にしながら、生まれる時に持ってきた自分の使命に近い生き方をしている人は、余程それ以上の課題が出てこない限り神秘体験など必要が無いと言うことである。
なぜなら、レイキがそれほど流れることが無いから、神秘体験は起こりようが無い。

20.レイキヒーリングで、何かを感じるにはレイキの流れる量(ヒーラーのパイプの太さ)、受け手の必要とするレイキの量(送り込まれるレイキの量)、受け手の感受性(どれだけの刺激があれば知覚できるか)がそろわないと感じることはできない。だから、感じることができた=ヒーラーがすごい、訳でもないし、=受け手がすごい、と言うわけでもない。
客観的に分析し、何故感じたのかを考えないと正しい道には進めない。

21.レイキを含む生命に関わるエネルギーは病気や精神・体の不都合を「治す」ためにあるのではない。「治す」とは人間の欲求を含む言葉であり、レイキなどのエネルギーには本来そのような意思は含まれない。ただ、それが流れる場所には自然らしい動きが発生し、自然としてのバランスが生まれるだけである。それが人間においては癒しと感じ、「治った」状態を生み出すこともあるだけのことである。レイキの源とは、人間の欲求が呼び寄せた、エネルギーの制御ができる高次元の意識である。おそらくはそれ自体が人間の欲求を理解し、他の意識レベルの存在がそうなるのを手伝いたいと言う意識を持っていたために、臼井先生を始めとする人間の欲求に感応して人間界に影響をもたらすようになった存在である。  

ちょっと読みにくかったかもしれませんが、以上が平成17年5月現在のレイキや不思議なことに対しての姿勢です。

時にはHP中の表現の中にこれと矛盾することも書いているかもしれませんが、あえて私の思索の記録として残していきます。疑問があれば遠慮なく仰ってくださいね。

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