怪しい精神世界

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アセンション?馬鹿らしい。2

(その1から)

そんなことを考えていて、ふと感じた。

本当の「アセンション」は次元上昇でない。

だから、アセンションと言う言葉自体おかしい。これは明らかに人間のエゴが数字が大きいほどありがたがる性質に迎合した結果だ。つまり、チャネリングは人間のエゴに感応しているものだと言うことになる。

チャネリングは内在するエゴが異常に肥大化した人間が作り出した幻想である可能性が高い。

そうではなく次元統合だ。

元の宇宙は点、ゼロ次元。

厳密には点がゼロ次元と言うのはおかしい。

そうではなく、この点と言うのは時間的推移がないために空間に変化が現れていない状態。

だから、これを認識することは出来ない。

空間と言うものを計測するには必ず時間の流れが要る。

存在の状態が変化をするにも時間の流れが要る。

つまり、時間なくして空間の存在はありえない。

そして、空間(的次元)がなければ時間と言うものも認識できない。

変化がないのに、どうやって時間の流れがあると言えるのだ?

「点」の中で時間が流れることから、次元が分化して我々の認識する宇宙の形になった。

次元が上がると、それに伴って認識できる情報は増え複雑化していく。

そして、自分の意思で操れる次元が増えて行くに従い、エゴは全能感を肥大化させる。

そして、「神」に近付いたような錯覚に陥る。

しかし、大本からは遠ざかり、本質は隠れてしまう。

アセンション(次元上昇)はエネルギーの分化を進化としてとらえた人間のエゴの産物。

人類が自分たちの存在についてもっと知りたく思い、知的な探求を始めたのが学問のはじまり。

そして「哲学」は自分を知るために自分だけではなく、社会や自然までも探求するようになる。

そして、「科学」となる。

「科学」は目先の何故?を追い続け分化を続ける。

気が付けば、「科学」は自分は何かを探求することから遠ざかってしまった。

「科学」は人間を描写することはある程度できるようになったけど、人間の存在の何故?には答える事は出来ない。

事態は複雑化しただけで、根源的な疑問には一つも近づけない。

分裂して認識できる次元を増やすのではなく、統合して大本に近づいて行く事こそが「本当の神?」の意識に近付く事だ。

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