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私は出来の悪いレイキティーチャーです
平成17年8月7日の夜9時40分ごろ。 私はやっと気付きました。 二十ニ歳でうつになり、自殺願望に不安を抱きながら社会に出た私は一度目の結婚をしました。 その彼女は結婚前にうつになり、やがて私もうつの状態に逆戻りした家庭はやがて破綻しました。 その後、しばらくは何も無かったのですが、独立して学習塾を開いてからやたらと心の病で苦しむ人と出会うようになりました。 レイキを始めて、HPを立ち上げると、心の不調で私に相談をしてくださる方がコンスタントに現れます。 そして、長男が最近どうやらADHDであるらしいと言うことが分かってきました。 長男とできるだけ一緒にいたい気持ちと、私自身が会社の中で生きていくことに負担を感じてきたので、長男が生まれてすぐに退社して独立しました。 しかし、その時はただそれだけのことでした。 それが、この日当たり前のことに気付いたのです。 話はそれますが、よく家族を事故で亡くした人が、自動車の規制のために運動を起こしたり、臓器の移植をすれば助かっただろう家族を亡くした人が社会の啓蒙活動を始めたりしますね。 最近は頑張ってるな〜くらいに思ってましたが、以前の私はそう言う人の行為をどちらかと言うと嘲笑の目で見ていたように思います。 しかし、そう言う人は自分の役割に気付いた人または、神の導きに素直な人だったんだろうな〜と言うことに気付いたのです。 今まで、私は心の不調や病で苦しんでいる人に頑張れ〜と思うだけでした。 しかし、自分の子供が心を上手くコントロールできない人かもしれないことに、将来をあれこれ想像していた時にやっと気付いたのです。 ああ、これが私の人生の課題であり役割なのだ、と。 クリアできない課題は手を変え形を変えて、克服できるまで同じようなことがやってきますと、人には言ってきましたが、自分にも同じことが起きていたのですね。 私の前に現れてきた人たちは私の自覚と行動を促すために繰り返し現れてくれていたのでしょう。 そして、なかなか気付かない私に業を煮やした神様は、長男に私に気付かせるお役目を与えられたのでしょう。 もっと早く自分のことを理解していれば、息子にはもっと別の役割が与えられていたのかもしれません。 それを思うと私は、精神世界でえらそうなことを言う人間としては失格なのかもしれません。 しかし、私のお役目はどうやら、心の不調を苦しんでいる人のお役に立つことのようです。 そのやり方は、どのような形になるのかはまだ分かりません。 しかし、私は息子と一緒にいる時間をもっと増やし、そして、心のコントロールが苦手で人生を上手く作り上げられない人の役に立てるようなことを目指さなければならないことだけははっきりしました。 レイキはその一つの方法だとは思います。 そして、学習塾もその一つかもしれません。ただし、今のままの教室では今言ったような私の目的の生徒は全体の1割ほどしかいません。 0点を取って帰るような生徒やそれに準じるような生徒の中にこそ私の目的の生徒がいるように思えます。 そんな生徒たちとばかりでもやっていけるような、システムを考えて行きたいと今考えています。 フリースクールや、カウンセリングなども選択肢の一つかもしれませんね。 |