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59号

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レイキヒーリングで始める癒し生活入門59号
                By おひさまレイキ(なかむらかずひろ)
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こんにちわ、おひさまレイキのなかむらです。

東日本大震災から約2ヶ月たちました。
未だに余震の速報が毎日テレビに流れています。
原発の後始末にはあと何年かかるのか分かりません。

つまり、東日本大震災は現在進行形と言うわけですね。

大地の揺れによる新しい人的被害は出ていませんが、原発の放射線による作業者の被曝や周辺住民の方々被曝の心配はこれからも続きます。

恐らく経済的なしわ寄せも大きなものになっていくでしょう。

そんなことを考えていると暗〜い気持ちになってきます。

そんな気持ちを引きずりながら、震災の話題を耳にする度にレイキを送り祈りをささげようとしていました。

でも、なんか違うなあ・・・
否定じゃないけど、ちょっとずれるなあ・・・

そうなんです。
気付かれている方も多いと思いますが、暗い気持ちを引きずりながらのレイキではすっきりしないんですね。

レイキとは違いますが多少リンクすることとして、イメージングと言う願望実現法がありますね。

これをするときはネガティブな感情を残したままではいけない訳で、終わったときにはポジティブな感情で満たされていないといけません。

イメージングの効果は、この感情のエネルギーを具現化に利用するのですから当然です。
感情を伴わないイメージは何にも作用しません。

ネガティブな感情をもってのイメージングは、イメージしたことが客観的には起こっていても、そこに伴う感情はやはりネガティブな結果になりかねません。

だからなんですね、私がしているのはレイキですから、完全にニュートラルな心の状態で送ればいいのですが、どうしても送る動機が不安や同情?から来るものなので、それを引きずってしまっていました。

これじゃあ、ブレーキかけながらアクセル踏むようなものだ。

そんなこと考えている時に、フェイス・キーパーと言う言葉と出会いました。
表情を保ち続ける人と言う意味ですかね?

これは、アメリカ原住民のある部族にいる大切な役割を負った人たちのことだそうです。
その人は、自分の部族がどんな災難に見舞われても、自分たちのポジティブな未来をイメージし続けるのが役割だそうです。
当然、感情的にもポジティブであり続けるわけです。
一見、ただのお気楽さん、能天気です。

でもそうしていると、部族の人たちがどれだけ混乱しても、その人のイメージがその部族の進むべき方向を示し続けるのです。
そして、その通りの未来が現実になる、と言うのです。

何と強靭な精神力でしょう。

でも、今の日本にとって必要なのはこのフェイス・キーパーのような人たちなのではないでしょうか?

原発問題で誰の責任か?とか、
被災者の支援がスムーズに進まないのは誰が悪いのか?とか、
そんなことを、日本人全員が評論家になって語る必要はありません。

それを言い出すと、ネガティブな感情で包まれてしまいますから。

そうではなくて、この震災を乗り越えてさらに洗練された国になった日本をイメージし、その日本を誇りに思い続ける人がもっといた方が良いのでしょうね。

心配したり、実際に支援をする人は当然必要です。
そう言う人たちには最悪の事態も考えてあらゆる選択肢を考えていてもらいたいですが、
全員がそうする必要はありません。

全員が最悪の事態を考えればパニックしかありませんから。

物理的にほとんどできることが無い人は、ただひたすらフェイス・キーパーであり続けることが今は良いのではないでしょうか。

そう思いながら、東北地方の人々の表情が元気になった将来のイメージを持つように心がけるようにしてから、私の中の違和感は少なくなりました。

みなさんも、一度試してみてくださいね。

あ、でも、実際にできることが目の前にあるなら、それはしましょうね。
助け合いは人間の基本ですから。

感謝感謝感謝
なかむらかずひろ


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